インプラントのメンテナンスは違う歯医者(歯科医院)で受けられるの?
インプラント治療を受けたあと、意外と多いご相談が「メンテナンスは別の歯医者でも受けられますか?」というものです。
引っ越しや転勤、生活環境の変化、通院距離の問題など、事情はさまざまです。インプラントは長く使っていく治療だからこそ、「通い続けられるかどうか」はとても重要なポイントになります。
では実際のところ、他院でメンテナンスは受けられるのでしょうか。
結論からお伝えすると、受けられる場合が多いですが、事前の確認がとても大切です。
メンテナンスは違う歯医者でも受けられる?受けられます。
インプラントのメンテナンスは、治療を受けた歯科医院以外でも対応しているケースが多くあります。特に引っ越しなどやむを得ない事情がある場合、新しい地域で継続して診てもらうことは現実的な選択です。
ただし、インプラントはメーカーや構造が医院によって異なります。使用しているシステムが違えば、必要な部品や専用器具も変わります。そのため、単純なクリーニングであれば問題なくても、調整や部品交換が必要な場合には確認が必要になります。
「他院だから無理」と決めつける必要はありませんが、「どこでも同じように診てもらえる」とも限りません。まずは相談してみることが第一歩です。
対応していない歯科医院も多々ある
実際には、他院で入れたインプラントの管理を行っていない歯科医院も存在します。
理由としては、
・使用しているインプラントメーカーが不明
・部品の取り寄せができない
・手術時の詳細な記録がない
などが挙げられます。
インプラントは「見た目が同じ」でも内部構造は異なります。適切な対応を行うためには、治療時の情報が重要になります。
可能であれば、
・メーカー名
・治療時期
・これまでのトラブルの有無
・レントゲン画像
などを準備しておくと、新しい歯科医院でもスムーズに対応してもらえる可能性が高くなります。
くらもち歯科医院のメンテナンス
らもち歯科医院では、当院で行ったインプラント治療はもちろん、他院で治療されたインプラントのメンテナンスについてもご相談をお受けしています。
まず現在の状態を確認し、
・歯ぐきの状態
・噛み合わせ
・被せ物の状態
・清掃状況
を総合的にチェックします。
いきなり大きな処置を勧めることはありません。まずは状態を把握し、必要な対応を丁寧にご説明します。
「以前の医院に通えなくなった」
「近くで診てもらえる歯医者を探している」
という方も、安心してご相談ください。
治療後の不具合、リカバリー治療についても対応します
インプラントは長期的に使用できる治療ですが、使用環境や生活習慣によっては不具合が起こることもあります。
・被せ物がゆるい
・噛んだときに違和感がある
・歯ぐきが腫れている
・出血がある
こうした症状は、早めに対応すれば比較的軽い処置で済むことが多いです。しかし、「そのうち治るだろう」と放置してしまうと、処置が複雑になる場合もあります。
くらもち歯科医院では、状態に応じた調整やクリーニング、必要に応じた再治療のご相談にも対応しています。
インプラントのメンテナンスはとても重要
インプラントは人工物ですが、周囲の歯ぐきや骨は天然組織です。つまり、周囲環境の管理が何より重要になります。
虫歯にはなりませんが、歯ぐきに炎症が起これば影響を受けます。見た目に問題がなくても、内部で変化が進んでいることもあります。
定期的なチェックでは、
・歯ぐきの状態
・噛み合わせ
・レントゲンでの骨の確認
などを行います。
「痛みがない=問題ない」ではありません。
予防のための通院が、結果的にインプラントを長持ちさせることにつながります。
インプラントのメンテナンスでインプラント周囲炎を予防する
インプラント周囲炎は、インプラント周囲の歯ぐきに炎症が起こる状態です。進行すると骨に影響することもあります。
初期段階では痛みが少なく、自覚症状に乏しいため、気づかないまま進行してしまうことがあります。だからこそ、定期的な検診が重要になります。
専門的なクリーニングと、ご自宅でのセルフケア。この両方がそろって、はじめて予防が成り立ちます。
インプラントの保証の必須条件はメンテナンスをしっかり受けること
多くの歯科医院では、インプラントに保証制度を設けています。その条件のひとつが「定期的なメンテナンスを受けていること」です。
これは医院側の都合ではなく、トラブルを防ぐための前提条件です。定期管理が行われていない場合、保証の対象外になることがあります。
長く使うためにも、保証を有効に保つためにも、メンテナンスは欠かせません。
術後トラブルにより再治療が必要となるケースも存在します
インプラントは高い耐久性がありますが、絶対にトラブルが起こらないわけではありません。
噛み合わせの変化や生活習慣、歯ぎしりなどにより負担が蓄積することもあります。早期発見であれば軽い調整で済むことが多いですが、放置すると再治療が必要になる場合もあります。
違和感を感じたときは、様子を見るよりも、早めに確認することが大切です。
インプラント治療にはメンテナンスも選ぶ要素の一つです
インプラント治療を検討するとき、多くの方は「費用」や「手術の内容」に目が向きます。しかし本当に重要なのは、その後も継続してサポートを受けられるかどうかです。
通いやすい場所か。相談しやすい雰囲気か。困ったときにすぐ対応してもらえるか。
インプラントは長い付き合いになる治療です。治療そのものだけでなく、メンテナンス体制も含めて選ぶことが大切です。