保険診療/自由診療
噛み合わせ治療
噛み合わせの乱れは、
肩こりや頭痛の原因に
噛むことは食事だけでなく健康の基本

顎関節症は「噛むこと」と深い関わりがあり、私たちが日常的に行っている食事や会話、さらには呼吸といった基本的な機能にも影響を与えます。普段は当たり前に思える「噛む」という行為ですが、噛めなければ食べ物をしっかり飲み込むことができません。
食べ物を細かくかみ砕くことは、栄養を効率よく体に取り込み、消化を助けるために欠かせない働きです。このように「噛む」という機能は、人が生きていくうえで非常に重要な役割を担っています。
噛み合わせが適切に機能することで、顎や筋肉などの運動器官、そして消化器官がスムーズに働き、全身の健康を維持することにつながります。
悪い噛み合わせが与える全身への影響
噛み合わせの乱れは、お口のトラブルだけでなく、顎関節症や頭痛、肩こり、姿勢の乱れなど全身の不調を引き起こすことがあります。これは噛む力のバランスが崩れることで、顎や筋肉に過度な負担がかかるためです。
噛み合わせが悪くなる原因には、虫歯や歯周病で歯を失ったままにしていること、詰め物や被せ物が合っていないこと、歯ぎしりや食いしばり・噛みしめといった習慣が挙げられます。さらに、就寝時の姿勢(横向き寝・うつぶせ寝)、頬杖、口呼吸、舌の緊張、加齢による変化も要因となります。
このように噛み合わせは日常生活の習慣や全身の状態と深く関わっており、違和感を放置せず、早めにチェックすることが大切です。
こんな症状がある方は治療おすすめします
- 口を開けると「カクッ」「ジャリッ」と音がする
- 慢性的な頭痛や肩こり、首のこりがある
- あごが痛くて大きく口を開けられない
- 硬いものを噛むと痛みが出る
- 朝起きるとあごが疲れている、だるい感じがする
- 歯ぐきが下がってきた、知覚過敏が出てきた
- 歯がすり減って短くなっている、欠けてきた
- 片側だけで噛む習慣がある
- 強い噛みしめで歯にひびが入った、詰め物がよく取れる
そのままにしておかない!
顎関節症と
食いしばりの治療
この2つの症状は、放っておくと頭痛や肩こりなど全身の不調につながり、日常生活にも支障をきたすようになりますので、気になりはじめた時にすぐに対処することをおすすめします。
顎関節症

顎関節症(がくかんせつしょう)は、あごの関節や筋肉に不調が起こる病気で、日本人の多くが一生に一度は経験するといわれています。口を開けると「カクカク」と音がする、動かしにくい、痛みがあるなどが代表的な症状で、重度になると大きく口を開けられなくなることもあります。
原因は噛み合わせの乱れや歯ぎしり・食いしばり、頬杖などの習慣、ストレスによる筋肉の緊張など多岐にわたります。放置すると頭痛や肩こり、耳鳴り、めまいなど全身に不調を及ぼすこともあります。
食いしばり

顎関節症(がくかんせつしょう)は、あごの関節や筋肉に不調が起こる病気で、日本人の多くが一生に一度は経験するといわれています。口を開けると「カクカク」と音がする、動かしにくい、痛みがあるなどが代表的な症状で、重度になると大きく口を開けられなくなることもあります。
原因は噛み合わせの乱れや歯ぎしり・食いしばり、頬杖などの習慣、ストレスによる筋肉の緊張など多岐にわたります。放置すると頭痛や肩こり、耳鳴り、めまいなど全身に不調を及ぼすこともあります。
生活習慣のチェック・改善

噛み合わせの不調は、日常のちょっとした癖や習慣が大きく影響します。たとえば「頬杖をつく」「うつぶせや横向きで寝る」「片側だけで噛む」「口呼吸をしている」などは顎や歯に偏った負担をかけ、噛み合わせの乱れや顎関節症を悪化させる要因になります。まずは生活習慣を丁寧にチェックし、改善することが治療の第一歩です。
スプリント療法

スプリントとは、就寝時などに装着する透明のマウスピースのことです。強い食いしばりや歯ぎしりから歯や顎を守り、筋肉の緊張を和らげる効果があります。顎関節や歯への負担を軽減することで痛みの改善につながり、噛み合わせの安定にも役立ちます。治療の初期段階で用いられることが多く、症状の緩和に効果的です。
矯正治療

歯並びや顎の骨格に問題がある場合には、矯正治療によって噛み合わせを根本から改善します。ワイヤー矯正やマウスピース矯正などを用いて歯を正しい位置に導き、見た目の改善だけでなく、噛む力のバランスを整えることができます。長期的に安定した噛み合わせを得ることで、顎関節や歯への負担を減らし、全身の健康にもつながります。